冬のホットコーヒーアレンジ7選|家にあるもので作れる簡単レシピ

冬のホットコーヒーアレンジ7選|家にあるもので作れる簡単レシピ コーヒー

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寒くなってくると、朝や夜のホットコーヒーがいつも以上にうれしく感じられます。ただ、毎日同じ味だと、少し物足りない日もあります。

そんな日は、いつもの1杯に家にあるものを1つ足すだけで、気分の違うコーヒーになります。シナモン、はちみつ、黒糖、ココア、ホイップクリーム。特別な道具がなくても始められます。

この記事では、冬に飲みたいホットコーヒーのアレンジ7種の作り方と、どのアレンジにどんな焙煎の豆が合うかの考え方をまとめます。最後に、アレンジがもっと楽しくなる豆と道具も紹介します。

  1. アレンジの前に|基本の1杯は「少し濃いめ」に
  2. 家にあるもので作れる|冬のホットコーヒーアレンジ7選
    1. ① シナモンコーヒー|混ぜるだけで香りが変わる
    2. ② はちみつコーヒー|砂糖の代わりに、やさしい甘さを
    3. ③ ジンジャーはちみつコーヒー|ピリッとした辛みがアクセント
    4. ④ 黒糖ミルクコーヒー|こくのある甘さで、まろやかに
    5. ⑤ カフェモカ|純ココアで作るチョコレートの甘さ
    6. ⑥ ウインナーコーヒー|ホイップを浮かべて喫茶店気分
    7. ⑦ カフェ・ロワイヤル|ブランデーの香りを楽しむ食後の1杯(20歳以上の方へ)
  3. どのアレンジに、どの豆が合う?|焙煎で考える3つの目安
    1. 目安1|ミルク・砂糖・クリームを足すなら深煎り
    2. 目安2|スパイスを足すなら浅煎り〜中煎り
    3. 目安3|はちみつ・お酒は「いつもの豆」から
    4. 7つのアレンジ早見表
  4. アレンジがもっと楽しくなる豆と道具4つ
    1. ① ブラジル ドルチェ チョコラーダ 200g|ミルク系アレンジの土台に
    2. ② 森永製菓 純ココア 110g|カフェモカの甘さを自分で決める
    3. ③ S&B シナモンスティック(ラベル巻き)65g|マドラー代わりに1本
    4. ④ HARIO クリーマー・キュート/クリーマー・ゼット|牛乳をふわふわに泡立てる
  5. よくある質問
    1. Q1. インスタントコーヒーでも作れますか?
    2. Q2. カフェインが気になる夜は、どうすればいいですか?
    3. Q3. 多めに作って、作り置きできますか?
  6. まとめ|まず1つ試すなら、シナモンスティックを1本

アレンジの前に|基本の1杯は「少し濃いめ」に

アレンジは、コーヒーに甘さやミルク、香りを足していく飲み方です。足すものがあるぶん、コーヒーの味が薄く感じられることがあります。UCCやキーコーヒーのアレンジレシピでも、少し濃いめに淹れたコーヒーを使うものがあります。

この記事の分量は、次の目安で書いています。

  • コーヒー1杯=140ml──ドリップなら粉10〜12g、インスタントなら小さじ1杯(約2g)
  • 濃いめ──同じ粉の量で、お湯を120ml前後に減らすのが目安
  • カップは先に温めておく──お湯を張って捨てておくと、冷めにくくなります

家にあるもので作れる|冬のホットコーヒーアレンジ7選

手間の少ない順に並べました。お酒を使う⑦カフェ・ロワイヤルは、20歳以上の方向けのアレンジです。

① シナモンコーヒー|混ぜるだけで香りが変わる

甘くしたくないけれど、いつもと違う香りがほしい日に。シナモンスティックをマドラー代わりにして混ぜるだけの、いちばん手軽なアレンジです。

  • ホットコーヒー:140ml
  • シナモンスティック:1本(なければシナモンパウダー少々)
  • 砂糖:好みで小さじ1
  1. カップにコーヒーを注ぐ
  2. シナモンスティックでゆっくり混ぜ、香りを移す(パウダーなら表面にひとふり)
  3. 好みの香りになったら、スティックを取り出す

UCCのアレンジレシピでも、シナモンパウダーの代わりにシナモンスティックを使う方法が紹介されています。スティックは香りづけ用なので、飲み終えたら取り出してください。

② はちみつコーヒー|砂糖の代わりに、やさしい甘さを

砂糖の代わりに、はちみつで甘さを足すアレンジです。はちみつ自体にも香りがあるので、甘さと一緒に香りの重なりも楽しめます。

  • ホットコーヒー:140ml
  • はちみつ:小さじ1〜2
  1. カップにはちみつを入れる
  2. 熱いコーヒーを注ぎ、底からよく混ぜて溶かす

はちみつは冷たいままだと溶けにくいので、先にカップへ入れてから熱いコーヒーを注ぐのがコツです。甘さは小さじ1から始めて、好みで足してください。

③ ジンジャーはちみつコーヒー|ピリッとした辛みがアクセント

はちみつにおろししょうがを足すと、甘さのあとにピリッとした辛みが続く1杯になります。分量はUCCの「はちみつしょうがコーヒー」のレシピを参考にしています。

  • ホットコーヒー:140ml(粉12gで淹れる)
  • おろししょうが:小さじ1/4
  • はちみつ(または砂糖):小さじ1
  1. カップにおろししょうがとはちみつを入れる
  2. コーヒーを注ぎ、よく混ぜて溶かす

しょうがは入れすぎると味が強く出るので、少なめから足していくのがおすすめです。チューブのおろししょうがでも作れます。

④ 黒糖ミルクコーヒー|こくのある甘さで、まろやかに

黒糖のこくのある甘さと牛乳を合わせた、カフェオレのアレンジです。苦みの強いコーヒーが得意でない方にも、手に取りやすい組み合わせです。

  • 濃いめのコーヒー:80ml
  • 牛乳:80ml
  • 黒糖(粉末):小さじ2
  1. カップに黒糖を入れ、熱いコーヒーを注いで溶かす
  2. 牛乳を、沸騰させないように温める(電子レンジなら様子を見ながら短めに)
  3. 1に牛乳を注いで混ぜる

黒糖は、かたまりより粉末タイプのほうが溶かしやすくなります。ドリップしたコーヒーに牛乳を合わせるのが「カフェオレ」で、エスプレッソに牛乳を合わせる「カフェラテ」とは成り立ちが違います。くわしくはカフェオレとカフェラテの違いにまとめています。

⑤ カフェモカ|純ココアで作るチョコレートの甘さ

コーヒーにココアと牛乳を合わせた、デザートのような1杯です。名前の「モカ」は、イエメンの紅海沿いにある港町モカに由来するとされます。この港から運ばれたコーヒーは「モカ」と呼ばれ、17世紀後半のヨーロッパでは、その味わいがカカオを連想させたといわれています。

  • 濃いめのコーヒー:100ml
  • 純ココア:小さじ2
  • 砂糖:小さじ2
  • 熱湯:大さじ1
  • 牛乳:60ml
  1. カップに純ココアと砂糖、熱湯を入れ、ペースト状になるまでよく練る
  2. 濃いめのコーヒーを少しずつ注ぎながら混ぜる
  3. 温めた牛乳を注いで混ぜる

ダマを防ぐコツは、最初に少しの液体で練ることです。森永製菓も、純ココアを砂糖と熱湯でペースト状になるまで混ぜてから、温めた牛乳を注ぐ作り方を案内しています。砂糖や乳製品が入った「調整ココア」を使う場合は、砂糖を減らすか省いてください。

⑥ ウインナーコーヒー|ホイップを浮かべて喫茶店気分

濃いめのコーヒーにホイップクリームを浮かべた、日本の喫茶店でおなじみの1杯です。「ウインナー」はドイツ語で「ウィーンの、ウィーン風の」という意味で、ソーセージは入りません。

ウィーンには、濃いコーヒーにたっぷりのホイップをのせた「アインシュペナー」という飲み物があります。ウィーンの公式観光サイトによると、名前は「1頭立ての馬車」のこと。馬車の御者が道中でコーヒーを冷めにくくするために、ホイップでふたをしたのが由来とされています。

  • 濃いめのコーヒー:120ml
  • グラニュー糖:5g
  • ホイップクリーム:30g
  1. カップにグラニュー糖を入れ、コーヒーを注いでよく混ぜる
  2. ホイップクリームを、そっと浮かべる

ホイップは、市販の絞り出すタイプを使うと手軽です。ウィーンのカフェの案内では、かき混ぜずに、冷たいクリーム越しに熱いコーヒーを飲む楽しみ方が紹介されています。途中から混ぜて、まろやかな味の変化を楽しむのもおすすめです。

⑦ カフェ・ロワイヤル|ブランデーの香りを楽しむ食後の1杯(20歳以上の方へ)

角砂糖にしみ込ませたブランデーに火をつけ、コーヒーに溶かし込むアレンジです。キーコーヒーの解説によると、フランス語で「王室のコーヒー」という意味で、ナポレオンも愛飲したといわれています。分量はキーコーヒーのレシピのとおりです。

  • コーヒー:120ml(粉12gで淹れる)
  • 角砂糖:1個
  • ブランデー:15ml
  • ロワイヤルスプーン(先がカギ状で、カップの縁に掛けられる専用のスプーン)
  1. 温めておいたカップにコーヒーを注ぐ
  2. ロワイヤルスプーンをカップの縁に掛け、角砂糖をのせてブランデーをしみ込ませる
  3. 火をつけ、角砂糖が溶けたらスプーンごとコーヒーに入れて混ぜる

火を使うので、周りに燃えやすいものを置かず、子どもの近くでは行わないでください。専用のスプーンがないときや火を使うのが不安なときは、角砂糖を溶かしたコーヒーにブランデーを小さじ1ほど垂らすだけでも、香りの変化を楽しめます。お酒を使うアレンジなので、20歳以上の方が、車を運転しない日に楽しんでください。

どのアレンジに、どの豆が合う?|焙煎で考える3つの目安

アレンジは、いつもの豆でも十分に楽しめます。そのうえで「もう少しおいしくしたい」と思ったら、焙煎の深さで豆を選んでみてください。メーカーの案内をもとに、目安を3つにまとめます。

目安1|ミルク・砂糖・クリームを足すなら深煎り

深煎りは、苦みが主役の焙煎です。キーコーヒーは深煎りの楽しみ方として、ミルクや砂糖をたっぷり入れる飲み方や、濃いめに淹れてカフェオレにする飲み方を挙げています。UCCコーヒーアカデミーの講師も、生クリームを使う場合は深煎りのコーヒーが合うとアドバイスしています。

この記事のアレンジでは、黒糖ミルクコーヒー、カフェモカ、ウインナーコーヒーがこのグループです。深煎りをおいしく淹れる湯温や挽き目は、秋は深煎りに変える|季節で豆を選ぶという考え方で紹介しています。

目安2|スパイスを足すなら浅煎り〜中煎り

UCCは、一般的に比較的軽めのコーヒーのほうがスパイスと相性がよく、濃いコーヒーを使う場合はミルクを入れると相性がよくなる、と案内しています。シナモンコーヒーやジンジャーはちみつコーヒーは、浅煎り〜中煎りで香りを重ねるのがおすすめです。深煎りで作るときは、牛乳を少し足してみてください。

目安3|はちみつ・お酒は「いつもの豆」から

はちみつやブランデーを使うアレンジは、焙煎度にこだわらず、まずは手元の豆で試してみてください。物足りなければ、少し深い焙煎の豆に替えてみるのも1つの方法です。カフェ・ロワイヤルは、キーコーヒーのレシピのように粉12gで120mlと、少し濃いめに淹れます。

7つのアレンジ早見表

アレンジ味の傾向合う豆・焙煎手間こんな人に向いている
① シナモンコーヒー甘くない。香りが変わる浅煎り〜中煎り少ない甘さは足さずに、気分を変えたい人
② はちみつコーヒーやさしい甘さいつもの豆から少ない砂糖の代わりに、まろやかな甘さを足したい人
③ ジンジャーはちみつコーヒー甘さのあとにピリッとした辛み浅煎り〜中煎り少ないいつもと違う刺激がほしい人
④ 黒糖ミルクコーヒーこくのある甘さ。まろやか深煎りふつう苦みの強いコーヒーが得意でない人
⑤ カフェモカチョコレートの甘さ。濃厚深煎りふつう甘いものがほしい、おやつの時間に
⑥ ウインナーコーヒークリームのまろやかさと苦み深煎りやや多い週末に喫茶店気分を味わいたい人
⑦ カフェ・ロワイヤルブランデーの香り。甘さは控えめいつもの豆を濃いめに多い20歳以上で、食後に特別な1杯を楽しみたい人
冬のホットコーヒーアレンジ7種を甘さと手間で並べた早見マップ
甘さと手間で選ぶと、今日の1杯が決めやすくなります

アレンジがもっと楽しくなる豆と道具4つ

家にあるもので始められますが、「もう少し本格的に楽しみたい」と思ったら、次の4つがあると作れるアレンジが広がります(価格は執筆時点の目安です)。

商品使うアレンジ目安価格こんな人に向いている
ブラジル ドルチェ チョコラーダ(深煎り)④⑤⑥1,920円(送料込み)ミルクやクリームを合わせたい人
森永製菓 純ココア⑤915円(送料込み)カフェモカの甘さを自分で決めたい人
S&B シナモンスティック(ラベル巻き)①1,522円(送料別)まず手軽に香りのアレンジを試したい人
HARIO クリーマー④⑤2,200円〜(送料別)ミルク系のアレンジをよく作る人

① ブラジル ドルチェ チョコラーダ 200g|ミルク系アレンジの土台に

神奈川県葉山町の深煎り専門店、葉山イヌイットコーヒーロースターによる、フレンチロースト(深煎り)のブラジルです。ショップの説明では、ナッツを焦がしたような香ばしさと、ダークチョコレートのような甘みが特徴とされています。

黒糖ミルクコーヒーやカフェモカ、ウインナーコーヒーの土台に向く1袋です。豆のまま・中粗挽き・細挽きから選べるので、ミルがない方は中粗挽きを選べば、届いたその日からドリップできます。

葉山イヌイットコーヒーロースター ブラジル ドルチェ チョコラーダ 200g(楽天)

② 森永製菓 純ココア 110g|カフェモカの甘さを自分で決める

砂糖や乳製品が入っていないココアパウダーです。甘さを自分で調整できるので、コーヒーに合わせても甘くなりすぎません。カフェモカのほか、ホットココアやお菓子作りにも使えます。

1袋110gで、メール便の送料込みで届きます。純ココアを使ったことがなく、まずカフェモカを試してみたい方の最初の1袋に向いています。

森永製菓 純ココア 110g×1袋(楽天)

③ S&B シナモンスティック(ラベル巻き)65g|マドラー代わりに1本

エスビー食品の公式ショップで扱っている、持ちやすいようにラベルを巻いたシナモンスティックです。長さは約10cmで、使い方の例として紅茶、コーヒー、カプチーノ、ココアが挙げられています。シナモンの品種は、甘く濃厚な香りが特徴とされるカシアです。

コーヒーに挿して混ぜるだけなので、この記事のアレンジの中でいちばん手軽に始められる道具です。送料は別にかかり、3,980円以上で送料無料になります。

S&B シナモンスティック(ラベル巻き)65g(楽天)

④ HARIO クリーマー・キュート/クリーマー・ゼット|牛乳をふわふわに泡立てる

電池で動く、小さなミルクの泡立て器です。HARIOの説明では、温めた牛乳にスイッチを入れて30〜40秒泡立てると、きめ細かくなめらかな泡立ちミルクができるとされています。使える牛乳の量(実用容量)は100mlです。

黒糖ミルクコーヒーやカフェモカの牛乳を泡立てると、口当たりがやわらかくなります。HARIOの公式ショップで、耐熱ガラスのポット付き「クリーマー・キュート」(3,080円)と、スタンド付きの「クリーマー・ゼット」(2,200円)から選べます(送料別)。

HARIO クリーマー・キュート/クリーマー・ゼット(楽天)

よくある質問

Q1. インスタントコーヒーでも作れますか?

作れます。インスタントコーヒーは、小さじ1杯(約2g)を約140mlのお湯で溶かすのが1杯の目安とされています。アレンジに使うときは、お湯を少し減らして濃いめにするのがおすすめです。カフェモカや黒糖ミルクコーヒーは、インスタントでも作りやすいアレンジです。

Q2. カフェインが気になる夜は、どうすればいいですか?

デカフェ(カフェインレスコーヒー)を使えば、同じアレンジを夜にも楽しめます。デカフェは、生豆の段階でカフェインを90%以上取り除いたコーヒーで、ゼロではない点だけ覚えておいてください。製法による味の違いや選び方は、デカフェの選び方で紹介しています。

Q3. 多めに作って、作り置きできますか?

おすすめしません。味の素AGFのよくある質問では、ホットコーヒーは時間がたって冷めると酸味が強くなり、雑味が出やすいこと、温め直しても苦みや雑味が出やすいことが案内されています。アレンジは1杯ずつ、飲む直前に作るのがおいしく楽しむコツです。

まとめ|まず1つ試すなら、シナモンスティックを1本

冬のホットコーヒーアレンジは、①コーヒーを少し濃いめに淹れる ②ミルク・クリーム系は深煎り、スパイス系は浅煎り〜中煎りを目安にする ③甘さは少なめから足すの3つを押さえれば、家にあるものでも気軽に楽しめます。

まず1つ試すなら、いつものコーヒーをシナモンスティックで混ぜるだけのシナモンコーヒーから。手間はほとんどかからず、香りが変わるだけで、いつもとは違う1杯になります。甘いものがほしい日は、深煎りの豆と純ココアでカフェモカを作ってみてください。

寒い朝や、ひと息つきたい夜に、温かい1杯でほっとする時間を。カフェ・ロワイヤルなどお酒を使うアレンジは、20歳以上の方向けです。お酒は適量で。この冬のコーヒーが、いまよりちょっと豊かな時間になりますように。

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